決してカレーだけではない、インドの知られざる文化!
こんにちは。
マッシュ翔太郎です。
みなさまはインドにどのようはイメージを持っていますか?
私はカレーが大好きで、インド人が経営されているカレー屋さんにもよく通っています。
今回は、カレーだけではないインドの魅力について紹介します。
歴史とともに タージ・マハル
インドの観光名所で建造物といえばタージ・マハル。いわずと知れた名所ですよね。
首都デリーから電車で2~4時間ほどの町アグラにあります。
この建物に美しさを感じるのは、やはり完全に左右対称なところではないでしょうか。実はこれは『霊廟』つまりお墓です。
製作を命じたのは、ムガール帝国第5代皇帝。愛する妻のためにつくられました。
総製作時間22年!!
莫大な費用をつぎ込んで、総額は国が傾くほどだったそうです。
皇帝が、「たったひとりの妻」のためにつくったお墓が、このタージ・マハル。
どれだけ妃のことを愛していて、その死をいたんでいたかがうかがえます。
「最高の墓を作る」という皇帝の想いが、いまや世界遺産になりました。
インドの象徴、ガンジス川!
続いて、ガンジス川について紹介します。
ガンジス川は、インド北東部を流れる大河です。
全長は2525キロメートル!流域は84万平方キロメートル!
え、海?(笑)
と思ってしまうほど大きな大河なのです。
上流は氷河を原水として流れています。途中、たくさんの川と合流して中流、下流へと流れているんですね。
ガンジス川のほとりにある街では、沐浴、ヨガ、入浴など、たくさんの光景が見られます。
ヒンドゥー教では、沐浴で罪が洗い流されるとされていて、よく見かける光景です。
と紹介すると神秘的に思えるかもしれませんが、実際に川をみると、にごり具合に驚きます!
いつもきれいな水に慣れ親しんでいる日本人からすると、カルチャーショックを受ける場面もたくさんあるかもしれません。
歴史といま!ヨガ発祥の地と現代のハリウッドヨーガ
最後は日本でも人気のエクササイズ、ヨガについて紹介します。
ヨガの歴史を遡ると、はじめは「瞑想」からはじまりました。
“瑜伽(ゆが)”と呼ばれる瞑想を中心に、次第にエアロビクスの要素が加わって、現在の姿になりました。その歴史は45000年ほど前にさかのぼります。
インダス河流域にある世界遺産の文化遺産にも登録されているモヘンジョダロは5000年ほど前の遺跡と言われています。
モヘンジョダロでは座法や瞑想する人が描かれた出土品が発見されました。
そのことから、当時よりヨガの元となった何らかの修行、あるいは儀式があったのではないかと言われています。
不確かなのは、インダス文明の文字がほとんど解読不可能だからです。
世界のどの文字体系にも属さないのだとか。
いつか、解読出来たらと自分がボーネグリフを解読するニコ・ロビンのようにワクワクしてしまいます。
(漫画『ワンピース』を知らない人にはわからないネタでした)
インドで学んだアメリカ人が国へ戻ってヨガスクールを開き、スーパーモデルやハリウッドの女優がプロポーション維持につかえると大流行!
どんどんヨガ人口が増えていきました。
独自の成長をとげた「ハリウッドヨーガ」は、従来の瞑想や呼吸法中心のヨガに加え筋力アップやエクササイズの要素を加えたものを言います。
今では日本でも、女性を中心に大人気です。
1960年代頃から、インド文化は欧米諸国から注目を集めています。
あの有名なロックバンド、ビートルズもインド旅行で体験した文化を元にアルバム製作をしているほどです。
日本でヨガをされている方は、ぜひ本場インドで5000年の歴史を体験してみるのも、楽しいかもしれませんね!