世界でも有数のローマ時代を感じさせるトルコの「エフェソス遺跡」
こんにちは。
ジムインストラクターのワッショイ鷲尾です。
本日も、旅行好きなワッショイが、仕事でお世話になっている戸川みゆきさんと一緒に行きたい場所をお届けします。
今回お届けするのは、古代ローマの歴史が詰まった、トルコの中央西端にあるエフェソス遺跡です。
エフェソス遺跡は、ローマの時代を感じることができる世界でも有数の遺跡です。
ローマ時代の遺跡のなかでは、めずらしく遺跡がしっかりと残されているこの地域。都市が丸ごと残っていて、遺跡を歩けば、まるでその時代の街の様子が浮かんできます。
その壮大さも魅力のエフェソスの遺跡について迫ります。
コンサート会場として今もつかわれるローマ時代の象徴、大劇場!
やっぱりエフェソスの遺跡といえば、大劇場!
最大収容人数2万4000人にものぼる大劇場は、上からの眺めがとても壮観です。
かつては剣闘士と猛獣の戦いが行われていました。まさに映画の世界!
当時のエフェソスの総人口は、25万人とされています。
そう考えると、市民の1割もの人が一度に、剣闘士と猛獣の戦いを目にしていたことになります!
現在もコンサート会場としてつかわれているこの大劇場。一度は観に行きたいですね。
圧倒的な存在感!ケルスス図書館
大劇場から進んだ角にあるのが、ケルスス図書館です。
1万2000冊もの蔵書をもっていたというケルスス図書館。近づけばその大きさや存在感、壮麗さがわかります。
「知」、「美徳」、「学問」、「運命」を象徴する4体の女性像も見どころのひとつ。
こまかいところまで行き届いた美しさが残るケルスス図書館は、遺跡にあまり興味がない方でも感動してしまうこと間違いなしの観光スポットです!
いろいろな国の遺跡を回ったワッショイですが、遺跡から圧倒的なエネルギーを感じたのがケルスス図書館でした。
ぜひみなさんにも体感していただきたいです!
歴史から学ぶ大切さ
当時からこれだけ立派な建造物をつくる技術があったことにとても驚きます!
ですが、ローマの技術はローマ帝国の衰退と同時に失われていきました。失われた技術を取り戻すのには、その後何世紀もかかったといわれています。
以前、みゆきさんが「歴史は繰り返す」からこそ、「歴史から学ぶこと」を大切にしているとおっしゃっられていました。
過去から学んで、いま自分がどんな行動をすればよいか考えて活かしていく。
遺跡を実際にみて、肌で歴史を学ぶことで、より視野が広がり、過去の失敗をふまえた選択ができるようになるかもしれません!